この記事は弊社の別サイトから、2015年7月1日の記事を移行してきました。
「好き」の反対は「嫌い」ではなく、
「興味がない」といえます。
嫌いと言っている限り、
嫌いな対象に注目しているので好きと同じ方向性で見ています。
感情や自分なりの考え方があっての「嫌い」という表現です。
「好き」も同じですね。
ところが「興味がない」となると視界から外れたり、対象から外れるので
感情や考え方すら浮かばないわけです。
例えば、
トマトが好きという人もいれば
トマトが嫌いという人もいます。
(僕はトマト好きです)
どちらもトマトについて感情を持ったり、何か考えがある状態です。
トマトに興味がないとなると、
スーパーに行っても視界にも入らず、接する機会もないでしょう。
トマトのことを考えることもないです。
トマト側からすると無視されたことになります。
トマトは物だから大丈夫ですが、
これが人だったらどうでしょうか?
ある人に興味がなく無視してしまうと
相手を傷つけてしまうことになります。
■ですが、上手に「興味がない」を活用すると
相手の嫌な面を見ないこともできます。
相手の存在は認めながらも、
相手の嫌な面については「興味がない」という態度をすれば
相手の嫌な面に注目することがなくなります。
キツく言う人であれば、
言われた人が脅威を感じて萎縮する態度をとれば、
余計相手はキツく言いたくなるものです。
そこで、キツく言ってきたところで「興味がない」態度をとり
仕事が進むことだけを考えて対応すると
自分も相手も傷つかず、生産的な会話になります。
上手に「興味がない」を使って人間関係をスムーズにしましょう♪