弊社「能力アップ大事典」から、2015年8月27日の記事を移行しました。

- 好きなことをやるべきか?
- 得意なこと・できることをやるべきか?
と、よく悩むところですが
皆さまはどう考えますか?
仕事の場合については
収入面や家庭の状況など現実的な問題もあるので
また別に機会にお話します。
今回は才能についてのお話です。
以前の記事
『努力する方法、努力と成果のグラフ』で
物事を達成して成果を得るには2パターンあり
2個めに「最小の努力感で成果を得ると・・・才能やセンスの話になる」とお話しました。
好きなことをやるべきか?
「不得意なことだけれど、好きで上達したい」と思っていても
機会に恵まれなかったり
悪循環になったりしていることが現実にあります。
例えば
コミュニケーションが下手で上達したいと思っているけど、
丁寧にコミュニケーションしてくれる相手がいるわけではないので
悪循環になっている。
英語が上達したいけどいつまでも日本に居て
英語が上達する環境ではないことも悪循環ですね。
そんなとき環境を変えたり、学べる場を探したり、良い指導者に出会うと
飛躍して上達します。
好きという思いがどれだけあるかで
行動や発想が変わってくるものです。
なので、不得意でも下手でも、好きで上達したいことであれば
努力し続けることができるので才能といえます。
得意なことをやるべきか?
一方
「得意なこと・できること」でも好きはでないことがあるものです。
「得意だけどそれほど好きではないな~」
僕は、自営業で節約するために自分でホームページを作ったり画像を修正したりできますが
あまり好きではありません。
おそらく他者からは、得意にみられると思います。
綺麗に作れたときは嬉しいですが、
それでも本来の好きなことに比べると好きとはいえません。
ただ、そこに向上心を持っていると
好きではなくても得意なことで上達して良い結果が生まれます。
結論は?
- 好きなことをやるべきか?
- 得意なこと・できることをやるべきか?
結論はどちらも大事なのですが、
その使い分けをハッキリさせないと葛藤を感じてしまいます。
好きなことをしさえすれば豊かになれるわけでもないですし、
得意なことだけでも自分は向上できません。
「好きなこと・得意なこと」どちらも上手く使い分けてみてください。
葛藤については姉妹サイトの記事
『サラリーマンが覚えておきたい4つの葛藤とは?』
http://ningen-kankei-up.com/desire/conflict/
をご覧下さい。