弊社「能力アップ大事典」から、2018年7月28日 の記事を移行しました。
一番強いのは「答えを知っている人」ではなく「問題を知っている人」
クイズ番組(特に早押しクイズ)で一番強い人は誰でしょうか?
それは
【答えを知っている人】
ではなく
【問題を知っている人】
です。
「それでは問題です。
日本で一番高い山は・・・富士山ですが
日本で一番低い山は・・・日和山ですがそれでは
日本で一番山が少ない県は?」
なんて問題になると
正しい問題を知らないと
正しい答えが出ません。
上記「日和山」はネット調べなので、当てにしないでください。
なので
問題を予測して、解答できる人が強いのです。
私たちでも何か問題・トラブルが起こった時
その問題が本当の問題かどうかは、きちんと考察しないとわかりません。
本質的な問題がわかっていないことが実は多いです。
問題さえわかれば = 適切な問いかけができれば
答えが出てきます。
これが問題解決の方法です。
そのためには、物事の本質をみるようにすることが大切です。
頭痛がして、頭痛薬を飲んで痛みを止めてるだけでは
重大な病気が隠れていたらわかりません。
朝起きられないからといって、目覚まし時計が悪いのではありません。
目覚まし時計の本質は
朝起こしてもらうものではなく、朝起きる時間を教えてくれるものです。
すぐに答えを求めるのではなく
本当の問題は何かを見つめるようにしてみましょう。
問題が1つだけではないこともあります。
これがクイズ番組の法則です。
「答えを知っている人」ではなく「問題を知っている人」が一番強い。
問題さえわかれば = 適切な問いかけができれば、答えが出てきます。
仕事でも日常生活でも困ったことはたくさんあると思いますが
そんなとき問題の本質は何かをみることで根本的に解決することができます。
ときにはその場しのぎの解決で過ごさなければならないこともありますが
いずれは本質的な問題に迫る必要があります。
困ったことが起きたら
常に「問題はなんなのか?」と疑問を持ちましょう。
そのクセをつけて解決していくと
面白さを感じて成長できます。
問いかけが間違っていたら正しい答えが出ない
問いかけが間違っていたら、欲しい答えが出てきません。
例えば・・・
歯が痛い
今すぐ治したい
近くの歯医者をネットで探そう
という場合、キーワードは「歯科 名古屋」で検索すると
「自宅の近くの歯医者」という答えが出てきます。
ですがキーワードを「歯科 痛くない」と検索したら
「全国の痛くない歯科」という間違った答えが出てきて
近くでないのですぐに治せないという新たな問題が出てきます。
ネット検索に慣れている方はお気づきですが
これが悩みにハマって思考が固まると同じ質問しかできなくなります。
答えを出そうとするのではなく
自分に合った適切な質問をすることが大切ですね♪