弊社「能力アップ大事典」から、2015年7月30日 の記事を移行しました。

今では、スマホで簡単にネットにつながり、
知りたいことは、検索すればすぐ知ることができますね。

たいていの情報は楽に手に入る時代です。
その情報をどう使えばいいか、さらにその情報を使うこと価値があると感じています。

ですが、ネットの知識は雑学レベルの薄いものであることが多いです。

「雑学」「教養」がありますが、
どう違うのでしょうか?

雑学は、単なる断片的な知識です。

知識自慢ならできます。
雑学のクイズなら強いでしょう。
自己顕示欲になりやすいです。

教養は、なぜそうなっているか理由を理解して他の分野にも応用できます。
創造的で文化的で、心の豊かさをあらわしています。

教養が高い人は、例え上手です。

教養は教わるものではなく、自分から興味を持って物事に接しないと身に付きません。
人生経験が豊かな人ともいえます。
小さな子供に「教養がある」とは言いませんよね。

有名人ではたくさんいらっしゃいますが、
池上彰さんとか、林修さんなどは教養が高いといえるでしょう。
タモリさんも教養が豊かですね。


専門家が専門知識をたくさん持っていることは当然ですが、
そこに教養が加わると知識がつながり、豊かさが出ます。

逆に、専門知識をたくさん持っている人が他人に教えようとしても
教養がない人だと分かりやすく教えることができません。

知識の押し付けになってしまいます。

相手の身になって教えることができるのも教養が高い人の特徴です。
相手が興味を持つような例えを使うことができるからです。

教わろうと思っても教われないのが教養ですが
教養を身に付けるためには心の姿勢が必要です。

その姿勢とは

偏見を捨てて事実に謙虚になりながら、
子供のようになんでも興味を持って
物事を見ることだと思います。