弊社「能力アップ大事典」から、2015年9月27日 の記事を移行しました。
![](https://heartstrings-on.net/wp/wp-content/uploads/2021/06/sentakusi.jpg)
ある問題解決のための方法を考えるとします。
問題解決という大げさなものでなくても、
休日何しようか考える程度のことでもOKです。
自分で良い方法をいくつか考えてみて
だいたい上位2、3個に絞られてくるでしょう。
自分だけでなく、グループや組織で考えている時も同様です。
そのとき上位2、3個の選択肢で
本当によしとするかどうかという話です。
選択肢を絞ることは大切ですが、
他の可能性を消してしまうことでもあります。
例えば、好きな人を食事に誘いたいと思いました。
その人の食の好みはわかりません。
でもある程度目星をつけておかないと迷ってしまうので
選択肢を1、2個決めておくことは普通でしょう。
フレンチかな? 焼肉かな?
と思いながら誘ったところ
相手は「フレンチは高級すぎるし、焼肉はもう少し親しくなってから・・・」と
言ってきました。
そこでさらに押して誘うことも一つの手段ですが
選択肢の3個目に「その他」を入れておくことで
予想外のことが起きても、気持ちの上で余裕で対処できます。
選択肢の3個目に「その他」を入れておくことで
いくらでも発想が出てくるわけです。
あらためて好みを聞いてもいいし、食事でない方法もあります。
これがメンタルの悩みになると
視野が狭まって見方が一つに限られて、動けなくなって悩んでしまいます。
良い方法を決めることも大切ですが
選択肢に「その他」を入れてみてください。
「その他」をさらに具体的に決めてしまうと
可能性が狭まりますので、「その他」だけでよいです。