この記事は2022年7月27日配信のメルマガ「気がつく通信」の内容を加筆修正したものです。

触っているうちに使えるようになる賢さ

トヨタのIT会社の仕事は、iPhoneとPCを貸与されて自宅で仕事しています。

僕は、iPhone初めての使用。スマホはずっとアンドロイドを使っています。

そうしたら、iPhoneが使いづらいことに気づきました。(あくまで個人の感想)

いまだに音のON/OFFがよくわからないです。。。

アンドロイドなら、触っているうちに使えるようになるデザイン設計がされていると思います。

画面上にボタンが3つあるのが、使い勝手の良さ。
(現在デフォルトではなくなりましたが、設定で変更できます)

2023年10月にGooglePixel7aに替えました。左はiPhoneSE2、右はそれまでのXperia

しかし

  • 調べないとわからない
  • 人に聞かないとわからない
  • そもそも便利な機能があるなんて知らない

という設計では使い勝手が悪いと思います。

昔、ipad miniを使っていましたが、今はアンドロイドのタブレットを使っています。

iPhoneが値上げされて、「手を出しづらい」といった声も聞かれますね。

■もちろん、iPhoneの良さもあります。

・ オシャレ、カッコイイ→アート、芸術性を重視
・ 画像、動画が綺麗
・ アクセサリーの種類が多い
など

でも僕は操作性を優先したいので、これからもアンドロイドを使おうと、人生の重要な決断をしました。

世界的なシェアは、アンドロイドのほうが圧倒的に高いし。

もしスマホが苦手でiPhoneしか経験がない人は
アンドロイドに替えることも選択肢としていいと思います。

触っているうちに使えるようになる賢さって

高機能・多機能になる商品やサービスには必要ですね。

アフォーダンス理論とは?

「触っているうちに使えるようになる」に近い考え方に

アフォーダンス理論があります。

物が持つ形や色、材質などが、その物自体の扱い方を説明しているという考え方で

アメリカの心理学者J・J・ギブソンが提唱した認知心理学における概念です。


例えば、ボタンがあるとするとボタンの形状から

「ボタンを引く」 という動作はせず
「ボタンを押す」 と直感的に思うでしょう。

ひねるタイプのドアノブなら
スライドドアではなく、押すか引くかのドアだとわかるはずです。

そうしたわかりやすいデザインは、私たちの身近にあふれています。

駅の案内や道路標識、自動販売機やコンビニ、スーパー・・・

無意識すぎて気づかないかもしれません。


がんばらなくても使用できる
間違えないようなデザインになっているわけです。

もしあなたが機器の使い方がわからない場合

あなたが悪いわけではなく
デザイン設計が悪いわけなんですよね。

僕の企業様向けの生産性向上や業務効率化、職場改善では、こうした仕組み作りを行います。

努力、根性、精神論は不要で
ちょっとの工夫であなたの生活を良くすることができます。

お気軽にご相談ください。