嫌なことから「気をそらす」ための2つの段階

この記事は弊社の別サイトから、2015年5月14日の記事を移行してきました。

何回も嫌な気持ちがしたり、自分が嫌になってしまったりすることに気づくことがあるでしょう。

そんなときは、「気をそらす」ことが役立ちます。

気をそらすことは、自分の意識の焦点・注意をそらすことです。

「気晴らし」は、もう少し大きな視点で「休もう」とか「遊ぼう」などの行動的な意味が大きいですが、

「気をそらす」は、悩みや嫌な感情に注目してしまっているところを意図的に注意を他のことに移動させます。
別のことを考えることです。

  • 気をそらすことで、いったん嫌な思いをはずすことができます
  • 気をそらすことで、状況を客観的に見ることができます
  • 気をそらすことで、自分の考え方を客観的に見ることができます



嫌な気持ちや悩み・混乱で頭の中がいっぱいだと、そればかりに注目して抜け出せない状態でいます。
そんなとき、気をそらすことで自分の思考と感情をマネジメントするきっかけになります。

第1段階として、まず自分が嫌な気持ちや悩み・混乱で頭の中がいっぱいであることに気づきます。

第2段階として、具体的に気をそらす方法を行います。

気をそらす方法は、五感を使って周囲の状況を素直に感じます。

どんな物音がしているか、目の前の本はどんな字が書いてあるか、どんな写真が写ってるかなど、自分以外のことに注目します。

この時、人の声に注目してしまうと話の意味を聞いてしまって、悪い方に考えかねないので、物音に注目することが大切です。

気をそらすことができて、気持ちが落ち着いてきたら、冷静に解決法を考えていきましょう。