仕事は「事に仕える」こと、職業に貴賤はなし

この記事は弊社の別サイトから、2015年8月26日の記事を移行してきました。

仕事は

「人に仕える」ではなく

「事に仕える」ことです。

「人に仕える」という姿勢だと
上下関係や組織争いができてしまいます。

サービス接客業でもお客様に尽くしますが、
自分を犠牲にしてまで仕事することとは違います。

僕はすべての仕事がサービス業だと思います。


「事に仕えること」という姿勢であれば
自分ができることを相手にサービスします。

自分にできないことは丁重に断って、相手に迷惑をかけません。

できないことをできると言って引き受けるとトラブルの元になります。
上下関係や組織争いができて利害関係になると、ハッキリ断れなくなります。

そこで、「事に仕えること」であると考えて
自分も他人も上手くいくことを考えましょう。

ミスや失敗をしても人を責めず、仕事の仕組みを改善すればよいです。
ヒューマンエラーの改善は、仕事の仕組み改善です。これが再発防止の考え方。

結局、正直に仕事をしている人が長く続き信頼を得ます。

職業に貴賤はありません。


《2022/2/1 毎日新聞の記事を参考に追記》
山梨県が、全職種をエッセンシャルワーカーと独自解釈したことは賛同です。
山梨県の産業構造だからできることかもしれませんが、「職業に貴賤はなし」ですからね。


仕事を通じて
自分も周りも満たされることは
素晴らしいことだと思います。

職種によって、経営者や上司はどう考えるかわかりませんが
働いていて人間関係に疲れた人は

一時的に
「事に仕えること」と考えてはいかがですか?