第23話「マチルダ救出作戦」

あらすじはガンダム公式Webをご覧ください。http://www.gundam.jp/story/index.html

この回のポイント

  • Gファイターの初登場
  • スパイの暗躍
  • 2度のピンチを乗り越えて戦いを終えるスカッとする回

この回の好きなところ

■冒頭、見るも無残な攻撃の跡を修理しているホワイトベースの乗組員。BGMとともに今後どうしたらよいかわからない悲壮感漂う雰囲気です。

■ブライトが療養中に「艦長指揮のABC」をまとめミライに託しました。「艦長指揮のABC」はさしずめ管理職・リーダーシップのノウハウといったところでしょう。気になりますね。

■この回ではまだエルラン中将がスパイであることはわかりませんが、「部隊編成の決まっていない部隊になぜそんなにまで肩入れをなさるんです?」などの言葉で後から考えると怪しいところがあったのだということがわかす。その後、エルランの部下ジュダックが通信にてマクベと会話するシーンがあり、どうやらスパイっぽいとうことがうかがえます。その後、マチルダ隊がホワイトベースへ補給に向かうが早くもジオンの部隊が攻撃を仕掛けます。それについてマチルダは「しかし妙ですね。我々の行動を知る者がそんなにいるとは思えないが。」と言っているので益々スパイが内通していると予想されます。
既視の人はスパイとわかっていても伏線があることを楽しむことができます。

■ハヤトとジョブジョンがガンペリーで出撃するシーン。第8話「戦場は荒野」の時に攻撃を受けたことを装うために爆弾で穴を開けた部分が残っています。細かいことですが、こういうところでつじつまが合うと見ている者の納得感が得られます。

■戦闘中にガンペリーからガンダムパーツを下し、ガンダムへ空中換装を行うところ。気を付けなければならないところでグフが攻撃を仕掛けようとしたがカイのガンキャノンが追い付いて助けてくれた。典型的なギリギリ助かるパターンですが、ハラハラドキドキします。

■Gファイターの登場まで、ガンダムのパワーアップメカと言っていて謎のまま進んでいて、何だろうという好奇心が続きます。
ミデアからGファイターが出てくるところミデアの乗組員も一緒に逃げていますが、1人両手を挙げながら逃げてます!!

■ガンダムがグフのヒートロッドで縛られてうまく動けなくなったシーンで、ガンダムが内股でオネエっぽく見えます(笑)
残りのグフとドダイYSに攻撃を受けてまさにピンチの場面。そこで現れたのがハヤトが乗ったGファイターの見参!BGM「長い眠り」の後半部分が流れてドキドキワクワクしますね♪

■はじめガンダムの空中換装のときグフから攻撃を受けるがカイのガンキャノンで助かり、ヒートロッドでやられた影響でうまく動けない時にまたグフから攻撃を受けるがハヤトのGファイターで助かりました。そして一件落着のスカッとする戦闘回です。

この回の名言

ブライト「お前のやり方は利口じゃあなかったかもしれんが、俺達に模範を示してくれた。何をやったかで人間の値打ちは決まる。」

ブライトがモニタでブリッジの様子をうかがいながらもリュウの死を回想して言ったセリフ。「ほ、ほんとだな、リュウ。お前のやり方は利口じゃあなかったかもしれんが、俺達に模範を示してくれた。何をやったかで人間の値打ちは決まる。お前は強い、だからだよ、負けまいと思うのだがな」ほんとに人は考えているだけではなく行動しないと価値が生まれないことを言っていますね。

マーカー「ミライさん、こんな時指揮官役っていうのはどっしり構えてくれてた方が安心なんですよ」

本当にそうなんですよね。リーダー、管理職、経営者も含めて自信が無くてもどっしり構えていた方が部下は安心します。多少の演技やハッタリは必要です。

この回の登場人物

アムロ・レイ

フラウ・ボゥ

ブライト・ノア

カイ・シデン

ハヤト・コバヤシ

ミライ・ヤシマ

セイラ・マス

オスカ・ダブリン
マーカー・クラン

カツ、レツ、キッカ

ジョブ・ジョン

マチルダ・アジャン中尉(3回目の登場)

レビル将軍

エルラン中将

ジュダック


マ・クベ大佐

ウラガン少尉

クリンク(戦死)

エイブ(戦死)

この回の登場モビルスーツ他

ガンダム

ガンキャノン

コアファイター

ガンペリー(ジオン兵はガンペリーのことを「中割れ」と呼んでいた)

ホワイトベース

ビッグ・トレー(陸戦艇)

ミデア輸送機

Gファイター(初登場)


グフ

ドダイYS(初登場、この回と次回の冒頭あらすじのシーンにしか登場していませんが、グフを乗せてる爆撃機として強く印象に残っていますね)

ドップ戦闘機

ダブデ(大型陸戦艇)


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