あらすじはガンダム公式Webをご覧ください。http://www.gundam.jp/story/index.html
映画「ククルス・ドアンの島」が公開されました!
この回のポイント
- 13話、14話、15話と渋い回が続きます。この15話は一番渋いです。
- 戦争孤児の話
- 孤児にしたのは・・・
- 「戦いの匂い」
この回の好きなところ
■冒頭のナレーションで宇宙世紀0079とルナツー、サイド7などの存在、ジオン公国や大戦の概要が説明されていて全体像の理解が深まります。
■ロランのセリフ「あなたにはあの夕日の美しさもわからないみたいね」 アムロ「戦いに美しさなど必要ないよ。気を許せば負けるんだ」 まったく立場が違う意見です。アムロが子供たちを騙したと思っているとロランから平手打ちを受けました。その間夕日が海に沈んでいく絵を入れるのも素敵なシーンです。ロラン「ドアンはあなたを見こんでいるわ。青臭いところが取れたらいい兵士になれるって」確かにまだまだ青臭いアムロです。
この回の名言
リュウ「まったくー。ガンダムのこんな姿は見たくもないな」
空中換装練習後、アムロがコアファイターでパトロールに出るためガンダムの上半身と下半身が切り離された姿が見られます。そんな姿を見て言ったリュウの言葉。確かに。上半身が腕二本で立ってて、下半身が膝をついているのはいかにもアニメだからできる姿です。
ドアン「子供達の親を殺したのは、この俺さ」
「俺の撃った流れ弾の為にな。ジオンは子供達まで殺すように命じた。だが、俺にはできなかった。俺は子供達を連れて逃げた。俺の命に代えてもこの子供達を殺させはしない!」去る者は追うジオン軍のやり方でしょう。
アムロ「あなたの体に染み付いている戦いの匂いが、追跡者を引きつけるんじゃないんでしょうか?」
いつまでもジオンが追ってくるくるから戦わなければならないと思っているドアンに対して言った言葉。警戒し殺気だったドアンの「戦いの匂い」と表現した言葉はよくわかります。アムロは「ええ、それを消させてください、ククルス・ドアン」と言ってドアンのザクを海に放り投げて、沈めてしまいます。これで戦いようがなくなったので、戦いの匂いも消えたでしょう。
ドアンはアムロの言葉に気づき「あのお兄ちゃんのやったことはとてもいいことなんだよ」「ロラン、なかなかいい少年じゃないか。そう思わないか?」とこの回は終了します。
子供の頃はわかりませんでしたが、大人になって魅力が分かるかなり大人な渋い回です。
この回の登場人物
アムロ・レイ
フラウ・ボゥ
ブライト・ノア
リュウ・ホセイ
カイ・シデン
ミライ・ヤシマ
ジョブ・ジョン(ガンペリーの助手席)
オスカ・ダブリン
マーカー・クラン
ククルス・ドアン
ロラン、タチ、クム、チヨ(ドアンと一緒に島に住む子供たち)
この回の登場モビルスーツ他
ガンダム
コアファイター
ガンペリー
ホワイトベース
ザク
ルッグン偵察機