あらすじはガンダム公式Webをご覧ください。http://www.gundam.jp/story/index.html
この回のポイント
- 塩がない
- マクベ大佐初登場
- ランバ・ラル再登場
- セイラさんが勝手にガンダムで出撃
- アムロがガンキャノンで出撃(この回しか見られない)
- 捕虜の扱い南極条約
この回の好きなところ
■タムラコック長「私の不注意です、塩がなくなりますが手に入りませんか?」という塩がない騒ぎになります。そんな話を付加したストーリーがガンダムの魅力です。これによって鹹湖(塩水湖)に行くためホワイトベースの進路が少し変わります。鹹湖(かんこ)なんて言葉、後にも先にもこの回しか聞いたことがありません。教養が身につきます。
■レビル将軍からの使いによると、ホワイトベースはマクベが支配する鉱山基地を攻撃するオデッサ作戦に参加せよとの通達。鉱山をマクベとは違う上司であるドズル中将に知られるのはマズイという、縦割り組織を表していますね。
■マクベの初登場!「いい音色だろ?」と北宋の壺を弾いて言いました。これが後々テキサスの攻防で出てくるとは。ガルマの初登場の時と同じく声は聞こえながらもなかなか顔を見せない演出で印象的です。
■セイラさんがたった一機で攻めてきた敵と接触するためガンダムで出撃してしまいます。シャアが本当に兄なのかを突き止めたいからでした。しかし、帰還したとき「女性だって男と同じように戦えると証明したかった」と理由を述べました。そりゃシャアが兄かどうかを調べるためとは言えません。その後、セイラさんはホワイトベースで初めて独房入りされます。独房があるのもいかにも戦争を感じさせます。Zガンダム以降はありません。
■ランバ・ラル「フフフ、砂がクッションになってくれなければ、このモビルスーツのグフとてやられていたわ!」と言った時の画の色合いが変わって印象的です。
■マクベとランバ・ラルの関係、捕虜の話、セイラの話がありつつも、最後には湖を発見して一件落着となります。
この回の名言
連邦兵「砂漠に蝶は、砂漠に飛ぶのはサボテンの棘」
古典的な合言葉ですが、通信による暗号解読されないためにはアナログな伝達に戻ります。いかにも戦争である事が分かります。
セイラ「いくらで私を買収できるかって」
独房に入っているコズンに食事を持って行ったセイラ。そのときシャアの所在を質問しました。戻ったときリュウに何を話したのか問われた時のセリフ。「ガルマを守り切れなかった」と聞いてガルマのことも知っていたのでしょう。シャアが兄だと確信します。すべてを隠さなければならない事情を持っていて訳ありのセイラ。しかし、後々アムロが独房に入れられた時と違って皆セイラさんに優しいです。
この回の登場人物
アムロ・レイ
フラウ・ボゥ
ブライト・ノア
リュウ・ホセイ
カイ・シデン
ハヤト・コバヤシ
ミライ・ヤシマ
セイラ・マス
オスカ・ダブリン
マーカー・クラン
カツ、レツ、キッカ
サンマロ看護兵
ジョブ・ジョン
タムラコック長
ランバ・ラル
クラウレ・ハモン
クランプ中尉
アコース(戦死)
コズン・グラハム少尉(ホワイトベースで捕虜となる)
マ・クベ大佐(初登場!)
ウラガン少尉(ランバ・ラルとの通信会話にて初登場)
この回の登場モビルスーツ他
ガンダム(セイラさんが搭乗)
ガンキャノン(アムロが搭乗、カイの時と違って動きが軽快、やはり操縦が上手いのだろうか)
ガンタンク
ホワイトベース
グフ
ザク
ギャロップ