第11話「イセリナ、恋のあと」

あらすじはガンダム公式Webをご覧ください。http://www.gundam.jp/story/index.html

この回のポイント

  • ザビ家、ジオン公国の概要がわかる
  • イセリナがガルマの仇を討とうとする
  • 避難民の勝手な行動

この回の好きなところ

■冒頭ナレーターによってジオンとザビ家が何なのかが、ようやくわかる説明です。ザビ家の末弟ガルマが死んだことによって、大ごとになっていきます。

■イセリナがこの回登場したからガルマの部屋に行くまでしばらく無言でした。ガルマに対する思いがしばらく無言でいることによってより強調されます。下手に喋らないほうがよい例です。しかしガルマの部屋に自分の顔の写真?をデカデカと貼るかなー、さすがナルシストのガルマです。

ビームジャベリンの初登場。ジャベリンって何だ?と調べたら「投げ槍類の総称」だそうです。なるほど。

■シャアがルッグン偵察機でホワイトベースに爆弾を落とすシーン。ルッグンが垂直になったところで、シャアの姿勢も垂直に映している演出が凄いです。その爆弾を、以前ガルマがミサイル攻撃したホワイトベースの左エンジンに落とし不時着させたから、ガルマの攻撃が効いていたことになります。さらに今後もこの左エンジンの調子は続きます。

■避難民が勝手に外に出たとき、シャアが避難民と遭遇し銃で撃ってしまいます。その時セイラさんはサイド7で見たジオンの将校(=兄シャア)ということに気づきました。

■ガンダムがビームジャベリンでガウを真っ二つに割きます。乗っていたジオン2人がお互い割かれた機体に残ったまま離れていく様子が「そんなことはないだろ」と思いながらも、真っ二つになる様子がリアルに理解できます。

■イセリナが最期「ガルマ様の仇」と言って銃を放ちながら落ちて死んでいきます。
イセリナを土に埋めようとするシーン。アムロ「なんていう名前の人なんだろう?僕を仇と言ったんだ・・・」その後、早くこの場を何とかしたいように無言で埋め始めるカイ。最後、「画」として終わらせたのはとても趣深いです。

この回の名言

シャア「ガルマを戦死させた責任、ドズル中将への忠誠、どう取られても損はないからな」

またもやシャアのずる賢い部分です。ルッグン偵察機で出撃したシャア。ダロタ中尉にアドバイスをしつつも心の中で言った言葉です。

シャア「人には頼れんな」

あわよくばガンダムとホワイトベースを討てればと考えていた言葉のようです。「人には頼れんな。あ、ドレン、私のモビルスーツは電気系統がめちゃめちゃに焼き切れていて使えなかった事にしておけ。」と都合よく状況を変えてしまうずる賢いシャア。

この回の登場人物

アムロ・レイ

フラウ・ボゥ

ブライト・ノア

リュウ・ホセイ

カイ・シデン

ハヤト・コバヤシ

セイラ・マス

ミライ・ヤシマ

オスカ・ダブリン
マーカー・クラン

ジョブ・ジョン

カツ、レツ、キッカ(不時着時一瞬だけ登場)


シャア・アズナブル少佐

ドレン少尉

デギン・ザビ公王

ギレン・ザビ大将

ドズル・ザビ中将

キシリア・ザビ少将

ダロタ中尉(戦死)


イセリナ・エッシェンバッハ(戦死)

この回の登場モビルスーツ他

ガンダム

ガンキャノン(リュウが操縦)

ガンタンク

ホワイトベース


ガウ攻撃空母

ルッグン偵察機


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