あらすじはガンダム公式Webをご覧ください。http://www.gundam.jp/story/index.html
この回のポイント
- 13話、14話、15話と渋い回が続きます
- ガンダムが一番ピンチだった回かも
- 爆弾を外す緊張感
- 戦場辺境地の兵の様子
この回の好きなところ
■クワラン曹長下のギャルがザクに搭乗するのだが、出動のとき一瞬だけ空を飛んでいるようなシーンがあるのでびっくり!
■ガンダムが出撃しザクを追っていたところ、ワッパ(ホバークラフトのような乗り物)の音が聞こえたシーン。アムロの顔を画面全体に映し、色を変えたところが印象的です。
■ガンダムに仕掛けられた爆弾を外すシーン。ちょいちょいジオン兵が双眼鏡を覗きますが、双眼鏡から見た目線を入れていて面白いです。最後アムロ達が爆弾を遠くへ運ぶシーンもこの双眼鏡目線になっています。
■最後の爆弾を外すシーン。腕の下に付いていて地面を掘り返すアムロ。それに気づいた乗組員達。結局全員で手伝うことになりますが、BGM「窮地に立つガンダム」(TV版総音楽集)で緊張感が増します。
■爆弾を処理しくつろいでいる最後のシーン。ジオン兵が地付きの青年団としてガンダムを見物に来ました。アムロは「いいなあ、地球に住んでる人って。気楽で」と言いましたが、ブライトは「連中だな、仕掛けたの」と気づきました。そんな趣深さが面白いです。
■2回目の登場のマチルダ中尉。ホワイトベースと乗組員が何とか生き延びてきたのはこのミデア輸送機のおかげ。戦争において補給部隊というのは非常に重要です。それを証明するのが「兵站」という言葉。兵站とは、戦場で前線の部隊のために軍需品・武器弾薬・食糧などの供給・補充や後方連絡線の確保などを任務とする機関。兵站の重要性を書いた本が「兵站―重要なのに軽んじられる宿命」。第2次大戦、日露戦争、湾岸戦争などの兵站について説明してありベストセラーになりました。ビジネスにも活用できる内容です。
この回の名言
ブライト「ガンダムをスタンバっておけ」
ブライトの超名言「スタンバっておけ」がここで初登場!
ミライ「フラウ・ボゥ、あなたにアムロより上手にできて?」
爆弾外しをみんなで手伝わないことをフラウ・ボゥが訴え自分が代わりにやると言ったが、ミライに諭された言葉。言い方はキツイが確かにそうですね。
クワラン曹長「よう、爆弾をはずした馬鹿ってどんな奴かな?」
爆弾をすべて外されて作戦が失敗した時のクワラン曹長のすべてのセリフ「ははははっ!これで帰国も駄目になったか。命懸けってのはどうも俺達だけじゃなさそうだな。よう、爆弾をはずした馬鹿ってどんな奴かな?」 戦場の辺境地の兵として最善を尽くしたが失敗しました。しかし、いかにも辺境地っぽい泥臭さ、荒々しさを感じます。
この回の登場人物
アムロ・レイ
フラウ・ボゥ
ブライト・ノア(この回で少尉になったことがわかる)
リュウ・ホセイ
カイ・シデン
ハヤト・コバヤシ
セイラ・マス
ミライ・ヤシマ
マーカー・クラン
ジョブ・ジョン
カツ、レツ、キッカ
マチルダ・アジャン中尉(2回目の登場)
オムル・ハング
ジョブ・ジョン(第1デッキで見守っているところだけ)
クワラン曹長
ギャル
ソル
この回の登場モビルスーツ他
ガンダム
ホワイトベース
ミデア輸送機
ザク
ルッグン偵察機
ワッパ(クワラン曹長らが乗っていたホバークラフトのような一人乗りマシン)