第22話「マ・クベ包囲網を破れ!」

あらすじはガンダム公式Webをご覧ください。http://www.gundam.jp/story/index.html

この回のポイント

  • 全43話のちょうど真ん中
  • ブライトが過労で倒れる
  • ホワイトベース最大のピンチ

この回の好きなところ

■ブライトが過労で倒れる。体力同様、精神的にもリーダー、管理職の大変さを感じます。

■マクベとジュダックとの会話。ジュダックが去ろうとしたときマクベから「えりを直したまえ、連邦軍のカラーが見えているぞ」と注意されました。マクベがジュダックを見ずにさりげなく注意するところが粋です。まだこの時点ではジュダックがスパイであることはわかりません。

■アムロが交換部品のことでミライに医務室へ寄ってみたが聞けそうになかった。そのまま格納庫に行きハヤトに声をかけられたが「いや」とだけ返事して通り過ぎてしまいました。この何気ないゆっくりとしたシーンが後々の緊張感とのコントラストとして感じられます。

■トップページの【7】キャラクターの表情が繊細の項目にも書きましたが、ジオン兵がホワイトベースに爆弾を仕掛けに行くシーンで、ジオン兵ラングの仕草と表情で、顔に汗が垂れてきて手で拭おうとしたところ、ヘルメットを被っているため拭えなかった。こりゃいけねぇ、というぐらい我に返ったジオン兵の表情。そんなシーンがあることによって緊張感を伝えています。しかし、ジオン兵っていかにも悪役っぽい顔をしていますね。ミノフスキー粒子射出口とECM発信機を爆破することになりますが、ホワイトベースのミノフスキー粒子射出口とECM発信機の場所を調査していたということですね。

■ガンダムとグフとの戦闘シーン。ガンダムがビームサーベルで刺そうとしたら、ビームがなくなってしまいました。でもサーベルの取っ手?部分だけグフのコックピットめがけて突き、さらに力づくでコクピットを破壊してしまいます。その隙間からジオン兵パイロットが脱出するシーンが滑稽に描かれています。

■ホワイトベースがジオンのメガ粒子砲に撃たれるシーン。今まで以上にピンチに陥ります。BGM「窮地に立つガンダム」が流れて緊迫感が増します!その後、不時着しますが、発煙弾を爆発させてなんとか難を逃れました。出来事的には少ない回ですが、ホワイトベースが撃たれることだけでも記憶に残ります。

■ミライ、セイラ、ハヤト、寝込んでいるブライトまでもリュウの名前を呼びます。それだけ心強い人だったのでしょう。

この回の名言

ウラガン「さすがです、大佐」

マクベのイエスマン。なんか面白いので挙げておきました。

ミライ「セイラ。セイラ。連邦軍のレビル将軍宛てに暗号電報を打ってちょうだい」

最後のシーン。ミライが立ち上がってセイラに言いますが、1回目の「セイラ」は口調が弱かったですが、2回目は覚悟した力強い顔になり口調も強くなりました。今まで弱気なミライでいたが、それだけピンチを悟ったのでしょう。

この回の登場人物

アムロ・レイ

フラウ・ボゥ

ブライト・ノア

カイ・シデン

ハヤト・コバヤシ

ミライ・ヤシマ

セイラ・マス

オスカ・ダブリン
マーカー・クラン

カツ、レツ、キッカ

ジョブ・ジョン

サンマロ


マ・クベ大佐

ウラガン少尉

ジュダック

ラング(爆弾を仕掛けたジオン兵)

バイス(爆弾を仕掛けたジオン兵)

この回の登場モビルスーツ他

ガンダム

ガンキャノン

ガンタンク

コアファイター

ホワイトベース


グフ

マゼラアタック

ドップ戦闘機

ダブデ(大型陸戦艇)


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