あらすじはガンダム公式Webをご覧ください。http://www.gundam.jp/story/index.html
この回のポイント
- ガンダムの教育型コンピューター
- ワッケイン司令の軍隊らしい威圧的な態度
- シャアの逃げの速さ
この回の好きなところ
■ワッケイン司令から「民間人を収容しておく余地はない」と言われ、アムロは思わず身を乗り出して抗議しそうになりましたが、フラウ・ボゥに止められました。
■細かいところシャアのセリフ「手にいらずんば撃破するのみ」。「ずんば」を使う言葉は「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ぐらいしか知りませんが、「ずんば」の語感が何となく好きです。
■ルナツーでホワイトベース乗組員が閉じ込められているとき、食事が出てきました。アムロがガンダムの凄さを説明しているシーンです。単純に食事が青色をしていてマズそう(笑) ガンダムの優れた点「教育型コンピューター」は覚えておきたいところ。
その後、ルナツー基地に爆発があり衝撃で乗組員が飛ばされます。同時にフォークも飛んでリュウの顔をかすめヒヤリとしたシーンがありました。そういった細かなシーンが好きです。
■マゼランがルナツーから出港するとき、シャアらに仕掛けられた爆弾が爆発し、マゼランが通路をふさいでしまいました。そのときのピアノ?のようなBGMがそのピンチの状況を表していて最高です。
■ザクに乗り込んで攻めようとしているシーン。ホワイトベースのことを「木馬型戦艦」と言ったのはこれが初めて。
■ワッケイン司令が「マゼランを排除する」と言ったシーン。ワッケインの顔を斜めに少し傾けたままセリフを言っています。その表情が、納得いかないが仕方なさを感じているようにみえます。
■パオロ艦長の遺体を宇宙に送ったシーン。アムロが心の中で「父さん・・・どこに行ったんだろう?」と。悲しいBGMとともにパオロ艦長の遺体が離れていきます。アムロの心配を表しています。
この回の名言
シャア「並の軍略家ならばこのムサイごときがしかけてくるとはよもや思うまい」
直前でワッケイン司令が「赤い彗星といえば名立たる戦士だ。彼がムサイごとき軽巡洋艦でこのルナ2に挑むような馬鹿な真似はしない」と甘く見ていたところ、シャアはそうではなかった。ワッケイン司令が並みの軍略家ということである。この後シャアがサイド7で出会った女性が妹セイラ(アルテイシア)なのかと回想するが否定した。初めて観る人にとっては、シャアとセイラの関係が少しずつ明らかになるシーンです。
ミライ「軍規、軍規、それがなんだって言うんですか!軍人が軍規にのっとって死ぬのは勝手です。でも、ほかの民間人がその巻き添えになるのは理不尽ではないでしょうか?ワッケイン司令」
ミライさんらしい、民間人の立場に立った優しさと強さが出ている名言です。
ワッケイン「ジオンとの戦いがまだまだ困難を極めるという時、我々は学ぶべき人を次々と失ってゆく。寒い時代だと思わんか?」
おっしゃる通り、寒い時代に突入していくことになります。
この回の登場人物
アムロ・レイ
フラウ・ボゥ
リュウ・ホセイ
セイラ・マス
ミライ・ヤシマ
カイ・シデン
ハヤト・コバヤシ
ブライト・ノア
カツ、レツ、キッカ
パオロ・カシアス艦長(戦死)
マーカー・クラン
オスカ・ダブリン
ワッケイン司令
シャア・アズナブル少佐
ドレン少尉
マチュウ(戦死)
フィックス(戦死)
この回の登場モビルスーツ他
ガンダム
コアファイター
ガンタンク(チラッと映っている)
ホワイトベース
ガンペリーらしき機体?(冒頭ブライトとワッケイン司令が言い合いになっている時、後ろに映っていた!)
マゼラン
マダガスカル(サラミス)
シャア専用ザク
ザク
シャア専用ムサイ
ルナツー