第37話「テキサスの攻防」

あらすじはガンダム公式Webをご覧ください。http://www.gundam.jp/story/index.html

この回のポイント

  • テキサスコロニー
  • ガンダムVSギャン
  • ガンダムVSシャア専用ゲルググ
  • ニュータイプ同士のつながり

この回の好きなところ

■セイラさんの入浴シーン

■マクベが自らMSギャンに乗って出撃しホワイトベースに戦闘を仕掛けようとするところ。「ギャンは私用に開発していただいたモビルスーツだ。キシリア少将へ男としての面子がある。それにシャアには例のモビルスーツが届いていないという話だ。きゃつの前で木馬とガンダムを仕留めてみせるよ」というセリフ。きゃつ(彼奴)という言葉もほとんど聞きませんが、「男としての面子」を出すのもカッコ悪いなあと思います。

■ガンダムのテキサスコロニーの戦い。はじめマクベのギャンに誘い込まれてテキサスコロニーに入っていくときの静寂さとコロニー入口に対するガンダムの大きさ、ガンダムの延びた影を映したシーンはとても印象的です。その間セリフはありません。ネズミが無重力の中で泳いでいたり。ボロボロになったガンダムシールド(盾)を放ったり。
テキサスコロニーに入った後も、独特なBGM(というより効果音に近い)が流れ、今までの戦闘シーンとは違った雰囲気で表現されています。

■ララァの正体が少しずつわかってきます。「あたしにエルメスを操縦できるのでしょうか?」何かパイロットなのだろう、シャアが「ララァはすぐに私以上のパイロットになれる」とも言っている、そして「みなしご(孤児)」だったこともわかります。

■シャア専用ゲルググ/ギャン この画面、専門的になんていうかわかりませんが、かなりカッコイイ割りです。

■ガンダムVSギャン。名シーンですね。マクベの戦い方を「こざかしい」と思うアムロ。精神的にもマクベに圧倒しておりビームサーベル2本で討つことに。牛の群れが駆け抜けていく様子を映すのも印象的な演出。その間、ララァが戦いを察知しており、アムロにニュータイプの力で伝える。マクベの死に際あの名言を言いました。下記名言の欄をご参照ください。

■マクベを倒した後の最後のシーン。アムロが「誰だ?誰かが僕を見ている」と感じます。ララァ「これは?ア、ム、ロ?」アムロ「ラ、ラ?」、とニュータイプ同士伝わりました。この間、シンバルだけの効果音で進んで、とても意味深がシーンが表現されています。今後のニュータイプの戦いを予期しているかのようです。ガンダムがビームサーベルを持ったままだがサーベルが短くなっていき、どこかを見ている後ろ姿で終わるシーンは名シーンです。

この回の名言

ブライト「俺でよかったら聞き役ぐらいはさせてくれ」

スレッガー中尉の戦死によってショックだったミライが職務についた場面。ブライトが確認したところミライは「心配かけてごめんなさい。少し働いて疲れたいわ」と答えました。「無理はするな。俺でよかったら聞き役ぐらいはさせてくれ」と返したセリフ。上官としての労い5%、好意がある95%の意味だと思う!

サンマロ軍曹「病人の格好っていうのだってあるのさ。手間をかけさせるなよ」

怪我で寝ているハヤトに対し「体を治すことが任務だ」と言うが、ハヤトは「格好良くいかんもんですね」と言ったところのサンマロのセリフ。看護兵として怪我を治すために説得する「病人の格好」という表現は上手いです。

マ・クベ「さて、来てもらおうか、ガンダム」

部下のドムを使ってガンダムを自分のところに誘い込んだマクベのセリフ。不敵に思うようなゆっくりした言い方でマクベらしさが出ています。

マ・クベ「あれはいい物だ!」

マクベの死に際に発せられた有名なセリフ。「ウラガン、あの壺をキシリア様に届けてくれよ、あれはいい物だ」

第16話「セイラ出撃」よりマクベ初登場のときの壺です。

シャア「それ見たことか。付け焼刃に何ができるというか」

マクベが敗れた時の言葉。「付け焼刃」という言葉はなかなか聞きませんが、国語の勉強になりますね。

この回の登場人物

アムロ・レイ

フラウ・ボゥ

ブライト・ノア

カイ・シデン

ハヤト・コバヤシ

ミライ・ヤシマ

セイラ・マス

マーカー・クラン
オスカ・ダブリン

カツ、レツ、キッカ

サンマロ


シャア・アズナブル大佐

マリガン中尉

ララァ・スン少尉

フラナガン(初登場、鼻下のヒゲともみあげがつながってる!)

マ・クベ大佐(戦死)

ウラガン少尉

この回の登場モビルスーツ他

ガンダム

Gファイター Gアーマー

ガンキャノン

ホワイトベース


シャア専用ゲルググ(初登場)

リックドム

ギャン(初登場)

ザンジバル

チベ

ムサイ


ソロモン

テキサスコロニー


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