*** 概要 ***
田中孝憲氏のかかれた『ガン治療のこころがけー心の負担を軽くする突破口』を読んでいる と、「知った者は他の者に伝え る義務がある」というアメリカインディアンのことばが思い出される。
ガン手術、転移と自らのいばらの道からこの本はうまれた。しかし、決して自分を全面に出した本ではない。ガンを通して 発見した、みなに通ずる普遍的な解決法がわかりやすいことばで書かれている。がん克服のため の応援サイト様
「ガン治療のこころがけ」の著者田中孝憲さんは、
自らの体験から導き出した答えを惜しげもなく本書に書かれています。
ここには、最新のがん治療法や、名医の紹介などは一切ありません。
心理カウンセラー 家族相談 士 作家
寄りそいカウンセリングサービス主宰
JUST電話相談員 認知症 予防指導士
日本カウンセリング学会正会 員
日本家族カウンセリング協会 会員
著書
「認知症予防指導テキ ス ト 」「ホームヘ ルパー最新事情」
幼児虐待を受けた実在の女性の話を著した「フラッシュバック」
小社より「眠る技術」 本書はありきたりのガンの克服記ではありません。告知のときか ら闘病の間中続くであろうすさまじいストレスへの実践的な対処法です。たしかに考えてみたら、病気の要因のひとつにストレスは 当然あるので、自然治癒力や免疫力を 高めるためにこうした視点から書かれた本は必要だったはず。しかし、これまであまりありませんでした。
文章はさらりとした語り口調で書かれ、読むだけで癒やしにつながりそうです。何度もくり返して読むと著者の提案が自然に身についていくでしょう。本書を 読むのにふさわしい時期は、病名を告 げられた直後から始まる嵐のようなストレスの急襲が去って一段落した時期でもよいし、現在はガンと関係なく暮らしている人にもおすすめで す。ガンになることは、はなはだしい苦痛と知ったうえでもなんだか全身のコリが とれていくような読後感です。
一種のハウツー本なのですが、同時に人間の 書であり、人生の書です。