この記事は弊社の別サイトから、2017年4月30日の記事を移行してきました。

職場、ご近所、友人、親戚などの人間関係、
長時間のパソコン仕事や仕事の重責、
低収入、病気、老化、など

数々のストレスが待ち受けています。

自分の中のなんだかわからないモヤモヤ、イライラした嫌な感じがストレスであることは
薄々気がついているかと思います。

また、自分でも気がついていないストレスを持っていたりします。

ストレスが病気を引き起こしたり、
病気をさらに悪化させたりします。

ストレスとは何か?

人の心をゴムボールに例えます。

ゴムボールを外から手で押すと変形しますね。
この変形した状態のことストレスといいます。

ストレスを引き起こす外からの刺激、原因をストレッサーといいます。
この場合”手”になります。

普段私たちが使っている「ストレス」という言葉は、
「ストレスの状態」と「ストレッサー」を含めて都合よく使っています。

手を離すとゴムボールは元の形に戻ります。
通常、元の形に戻ろうとする自己治癒力があります。

しかし、長時間変形した状態であったり、ゴムボールが破れるぐらい強い力で押した場合
元の丸い形には戻りませんね。

自分ではなかなか治癒できない状態です。

そこで専門家に相談して、積極的に治す必要がでてきます。

ストレスを引き起こす原因(ストレッサー)は
いくつもあります

ストレッサーの種類

●物理的ストレッサー
気温、湿度、騒音、悪臭など

●化学的ストレッサー
栄養不足、薬物による刺激など

●生物学的ストレッサー
ウィルス、細菌、病原菌など

●精神的ストレッサー
人間関係、精神的苦痛など
複雑で人により全く違った原因です。

物理的ストレッサー、化学的ストレッサー、生物学的ストレッサーが深刻になり、さらに精神的ストレッサーを引き起こすこともあります。

自分の中のなんだかわからないモヤモヤ、イライラした嫌な感じ
それを通り越して、強烈に胸が締め付けられるような苦しい感じなど、

人によってストレスはいろいろあります。

それ自体は仕方ありません。

問題なのは放っておくことです。
早期に気づいて対処することが大切です。

ストレスに気づくには…ストレスに対する抵抗力

カナダの生理学者ハンス・セリエ
「ストレス」という言葉を初めて使いました。

ストレスを引き起こす外からの刺激、原因を「ストレッサー」ということは上記でご説明しました。

セリエは、ストレス(ストレッサー)を受け続けたときの防御反応
下図のように変化するとしました。

警告反応期

「ショック相」 ショックに対してまだ適応していない段階
「反ショック相」 積極的に防御している段階

抵抗期

ストレスが継続すると抵抗力を高め、ストレスとのバランスを保とうとします。

疲はい期

さらにストレスが継続すると、防御するエネルギーが減り抵抗力が低下します。
長時間この状態が続くと、心身ともにストレス反応があらわれます。

生きている限りストレスじたいは逃れられませんが、
早く「ショック相」「反ショック相」【抵抗期】に気づき
積極的に状況の改善や癒しをしていきましょう。

私も「ショック相」「反ショック相」に素早く気づいて
長引かないように対処しています。

勇気を持ってストレスに気づくことが大切です。

そのために自分の感情や身体感覚(イライラ、胸のモヤモヤなど)に気づけると
ストレスにも素早く気づくことができます。

いつも楽しめていることが楽しめないは、要注意!

あなたがいつも楽しみにしていることは何ですか?

  • スポーツでもよし
  • 音楽でもよし
  • テレビでもよし
  • 家族との会話でもよし

それがいつも安定して楽しめているときはよいですが、
ストレスが続いたり、強い心配、不安、恐怖、ショックなどネガティブな感情があると
いつも楽しめていることが楽しめないことがあります。

そのような状態に気づいたら要注意です。

積極的に癒しや気晴らしをする必要があります。

僕もショックな経験をすることがあります。

ですが、いつも楽しめていることが楽しめないと気づいて
何かしらの癒しや気晴らしをします。

根本解決できるならしたほうがよいですが
そうもいかないのが現実ですので、癒しや気晴らしは大切です。

いつも楽しめていることが楽しめないことが続いていると、かなり辛い状況です。


ストレスがかかって精神的な抵抗力が弱まると
心身の症状にあわられたり、うつ症状に進行したりするのでご注意ください。

自分を観察してストレスやピンチに早めに気づき癒すことで
悪循環にならなずにストップできます。